★楽器可物件(防音工事)
今日は大家さん学びの会の勉強会でした。
今回のミニセミナーの講師は
株式会社インフォレントの工藤社長。
楽器可・ピアノ可・バイク可・デザイナーズマンションなど
シーンを想定して物件を探せるサイトが人気の不動産業者さんです。
今回は防音可工事についてのお話などを伺いました。
◆楽器可物件ってニーズがあるの?
日本には音楽人口(日常的に楽器を演奏したい人など)が400万人いるそうです。
さらにその8割の人は東京にいます。
みんな夢を持ち、チャンスを探しに上京するからです。
音楽的インフラが地方より整っているからという理由もあるでしょう。
その多くの人が東京、その中でも
吉祥寺-(新宿経由)-お茶の水-横浜を結ぶゴールデントライアングルに
住んでいる、もしくは住みたいと考えているそうです。
400万人の8割が集中している東京でも供給率はごくわずか。
ためしに、yahoo!不動産や、HOME'S、アットホームなどの
不動産総合ポータルサイトをみてもその希少性は一目瞭然です。
【渋谷、新宿、杉並などで6.5万円~11万円で検索】

【同条件でキーワードに楽器可と入れて検索】

【杉並区8399件 → 28件!】

◆防音工事はいくらかかるの?
楽器OKの部屋が少ないのはわかった。
けど、一体いくらで工事ができるの???
・・やはり費用は気になります。
ある事例では、180万で防音工事を施したそうです。
試しにまずは一部屋だけ。
工事後、少々強気の賃料設定をし募集したところ、
(半分ぐらい空室のある物件だったそうなので
けっこう無茶しますね
)
・・・・・すぐに入居が決まったそうです。
ぐうぜんということもあるので、もう一部屋防音工事を実施。
するとすぐにまた入居申込み。
そしてまた一部屋。。。
たとえば今まで8万円で貸していた部屋を
180万円で防音工事をし
立地にもよりますが2~4万賃料が引き上げられるそうなので
3万円高く賃料を設定できたとして年間36万円の収益増。
36÷180=利回り20%です。
2万円でも13%
しかも3カ月とか、半年とか、ずっと空室だった部屋が、
楽器可にしてすぐに入居申し込みが入ったということですから
その分を加味するととても大きな効果です。
管理規約等に反しなければ
一棟ものでなくても区分所有やオフィスビルの一室でも工事可能とのこと。
ファミリータイプの場合、専有部分全部を防音化する必要はなく
一室だけでももちろんOK。
区分所有のファミリータイプは、
玄関側(共有外廊下)に面した部屋はせまく、
窓も小さめというパターンが多いかと思いますが
それこそ防音工事をするにはうってつけかも知れません。
開口部、窓が小さいほうが良いわけですから。
(防音用サッシも小さいほうが安く済みます)
一棟を所有している場合、全戸を工事しなくても
入居付けしにくい1Fだけとか。
極端にいえば (例)12戸中1戸 とかでもいいのかもしれませんね。
あと個人的に思ったのは
楽器可のような 『分かりやすい差別化』 があると
仲介担当者としては紹介しやすいです。
自社物件以外を紹介するなら
客付け業者も 「決めてもらいやすいところ」 や 「個性があるところ」 を
提案します。
これだけ物件があふれている中、
入居者にはもちろんですが
「仲介業者に選ばれやすい個性」 を打ち出すというのは、
大事なことだと思います。
わたしだって仲介する時は
同じような物件をいくつか紹介するより
バラエティに富んだセレクトでお客さんに提示したかったですもん。
あと、防音工事ってやっぱりお高いイメージがありますが
(大手専門業者はやっぱりもっと高いです。ボックス型スタジオでさえびっくりする価格)
一度施工してしまえば、
ランニングコストってそんなにかからなそう・・・・ですよね?
設備とちがって故障なども考えにくいですし。
だとしたら、長期的に考えれば
そう高いものでもないのかもって気がしてきました。
私は楽器は弾けないけど
部屋で大迫力スピーカーで音楽聴いたり、
DVDが見れたらいいかなぁ~なんてちょっと思いました
楽器やる人だけじゃなく、そういう切り口の提案もありですよ![]()
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